HOME刊行物ご購入 > 学童交差点

内  容

  

大学卒業後、高校国語教師となるが、わずか1年で統合失調症を発症した著者。

現在交通委員として交差点に立ち、小学生の通学を見守っています。その子供たちへの思いを綴った心温まる詩集。

まえがきより
天は我を見放したか、と悲嘆にくれた時期もあったが、今は交差点に立つことが無上の喜びである。今こうして紆余曲折を経て、子供たちへの想いを綴った詩集を出版できることが、たいへん嬉しくありがたい。

推薦文(本文より)

上頓野校区自治公民館会長    藤田 弘喜

近年、子ども達をとりまく社会環境が大きく変化し、事件や事故に巻き込まれるケースや、子ども自身の問題行動が多様かつ顕在化し、家庭だけでは子育てが難しくなり、学校・家庭・地域が一体となって子ども達が安心して過ごせる環境づくりが必要となってきました。

こうした状況の中で、私共校区自治会では「地域の子どもは、地域のみんなで育てる」をスローガンとして、地域の方々の支援をいただき、子ども達の「通学路の見守り」「ふれあい学習」「アンビシャス活動」等々の取組みを行っています。

こうした本自治会活動に長年に亘ってご支援をいただいています尾﨑さんは「子ども達の純な瞳を汚さない社会・地域にしたい」と、自ら病を持ちながらも雨風を問わず毎日小学校の通学路に立ち、子ども達の姿が見えなくなるまで"今日も元気にいってらっしゃーい"と、大声で励ましのコールを連呼し、安全旗を振りながら登下校時の児童を見守っていただきました。

また、毎日出会う子ども達の一人一人が持っている良さ・輝きをとらえて、各々の子ども達の可能性を引き出すメッセージとした言葉(本詩集)に表し、一片の色紙に記して毎週ごとに各児童に手渡して優しく語りかけ、励ましていただきました。

更には、学校に出かけて昼休みの子ども達と将棋・折り紙・けん玉・こま回し等の昔の伝承遊びなどを教える「ふれあい学習」にも参画していただき、楽しく子ども達とふれあっていただきました。

しかし、昨年九月に転居され、優しい尾﨑さんの姿が子ども達の前から見られなくなりました。その後、子ども達やPTAから「尾﨑のおじちゃんはどうしたの・・」との問い合わせが続く中、「今なお、転居先の交差点に立って、毎日子ども達の見守り活動を続けられていますよ・・」と、お知らせすると、皆さん安堵され大変喜ばれています。

先般、本自治会主催の第二回上頓野「ふれあい文化祭」に、尾﨑さんの本詩集と子ども達からの思いを綴った展示コーナーを設けましたところ、地域住民を含む多くの方々から大きな反響をいただきました。

こうした尾﨑さんの長年に亘る活動は、子ども達の豊かな心を育み、子ども達の秘めた可能性を引き出す原動力になっていることは確かであります。

本自治会としては今後、尾﨑さんが育んでいただいた「地域の教育力が子供を守り、地域を高めていく」とする青少年育成活動をしっかりと継承していきたいと思います。

最後に、尾﨑さんの今後のご健勝と益々のご活躍をご祈念しまして、本詩集発刊の推薦の言葉と致します。

(追記)
この度、上頓野校区自治会及び上頓野小学校では、尾﨑さんの長年に亘る青少年育成活動支援に対して各々「感謝状」を贈呈して、そのご功労に対し敬意と感謝の意を表しました。

著  者

尾崎福生(おざきふくお)

1944年(昭和19年)福岡県直方市に生まれる。67才。高知大学卒。
大学卒業後高知中央高校国語教師として在職中一年にして統合失調症を発症以後職を転々とする。その間17回の入院歴あり。
現在は症状はようやく安定し回復傾向にあり、交通委員として交差点に立つ傍ら障がい者地域活動支援センター「サロンなおみ」にて活動中。
自費出版した私家版詩文集14冊がある。

目  次

推薦文

まえがき

一年生

二年生

三年生

四年生

五年生

六年生

あとがき

学童交差点

A5判(148×210ミリ)
/ 96頁

定価(本体952円+税)

ISBN 978-4-904380-
06-2  C0092

2011年4月20日発行

数  量:

送料、お支払手数料無料!


  紹介する この本について