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「シナプスの笑い17号」では、厚生労働省委託事業セミナー「はたらくよろこびをひろげよう」の内容や、東日本大震災における精神科医療福祉の復興手記などを収録しています。

今月号の総説

コーナー 作  品
特 集

セミナー:はたらくよろこびをひろげよう
本年2月に開催されたセミナーの記録。たくましく働く2人の精神障がい体験者の就労体験を発表。

手記:福島県相双地区における精神科医療保健福祉の復興に向けて
福島県では東日本大震災を受け大きな被害を被ったが、精神医療復興のため尽力する米倉一磨センター長の手記を掲載。

座談会:元新聞記者と語る障がい者と街
精神障がい者にとって街はどんなふうに映るのだろう。全ての人にとって住みごごちのよい街とは? 元新聞編集記者・能勢謙三氏をゲストに迎え精神障がい体験者らと語り合う。

「Mind Matters」
オーストラリアの中学高校の包括的学校精神保健プログラムに使われているテキストを翻訳して紹介。第四回は「コーピング(対処)」を紹介します。

連載作品

「夢追いドラゴン」
最終話。「聖人」を目指し、自ら厳しい道を選ぶ主人公の結末とは・・・

「昆虫さん七変化」
第二話。クレイジーと呼ばれる人物によって”昆虫さん”の元に飛ばされた僕は、穏やかで優しい風が吹く丘の上で大樹の木陰に座っている・・・

「桜の木の下で」
第四話。母の危篤の知らせ、駆け付けた病院に集まる家族。つらい現実に直面した雪美に届いていた母からの葉書。親と子のもつれた絆を描く作品。

「パパと日向葵の交換日記」
最終回。父と精神病の娘のあたたかな交流を描く。娘の葵さんの心和む前向きな明るさ。それを支える父のおおらかな姿勢。屋久島の自然溢れる生活の息遣いがうかがえます。

漫画「風の歌を聴きながら」
第五話、世間とのはざまで。入院して十七年目、引受先がみつかり退院する事ができた私は、引き受けてくれたKさんの美容室の手伝いをする事に。生きていくのに必死の人々の中で病気を抱えてまごまごしている私・・・

「老人ホームの人間模様」
擁護老人ホームに入って九か月。そこでの人間関係が面白い。人生の最初と最後はおむつのお世話になる。人間観察と短歌でつづる老人ホームの日常。

「ノンフィクション精神事典」
体験者から見た「貧しい」「守り」「診る」「無理」「命令」とは?
言葉の定義を通して精神障がい体験者の内面で起こっていることが分かる事典。

「未来へ・・・2012」
校舎を津波に流され、仮設校舎で授業を受けながら交わされる心の言葉たち。

「ブログ来恩館便り」
過去に新聞に掲載された川柳2作品を読み返し、その川柳にまつわる様々な想いをしたためました。

「ことわざかるた」
第一回。ことわざにウツの気持ちを表現しました。少しでもウツの人の気持ちを分かってもらえたらという思いのことわざ解説に、ちょっぴり不思議なイラストを添えて・・。

「ラグーナ出版制作部の本作り」
第六回では、被災地福島の子供たちからブータン国王夫妻へのメッセージを綴った冊子の制作を特集。また、制作部で働く精神障がい体験者の声を紹介しています。

投稿作品

「のんのんとマリマリ」
のんのんは、四才になる女の子です。マリマリは、ヨークシャーテリアの犬。不思議なことにのんのん以外には、マリマリは犬に見えないのです・・・

体験記「解脱への鍵、救済への道」
精神病は「悟り」を開けば良くなるのではないかと考える作者の投稿作品の解説と作者による序文。

体験記「ぬちぐすい(命の薬)を求めて」
「消えたい」という衝動に駆られ海を目指した作者は沖縄の地で「ぬちぐすい」に出会う。

精神障がい体験者からの作品解説

作品名:「ことわざかるた」(第1回)
解説者:あみり(ことわざかるたのイラスト担当、「シナプスの笑い」編集部所属)

MARIAさんが投稿してくださったことわざには、うつ病の解説が書かれています。
それを参考に、私なりに絵で再現してみました。

目 次

第Ⅰ部 特集
セミナー:はたらくよろこびをひろげよう 体験者の発表(徳永誠 / 星礼菜)
手記:福島県相双地区における精神科医療保健福祉の復興に向けて(米倉一磨)
座談会:元新聞記者と語る障がい者と街
翻訳:オーストラリアの包括的学校精神保健プログラム『Mind Matters』(緒田士朗)

第Ⅱ部 連載
小説:夢追いドラゴン(パスタマン)
小説:昆虫さん七変化(熊谷ベッポ)
小説:桜の木の下で(日向葵)
交換日記:パパと日向葵の交換日記(日向葵)
まんが:風の歌を聴きながら(東瀬戸サダエ・星礼菜)
エッセイ:老人ホームの人間模様(東瀬戸サダエ)
ノンフィクション精神科用語事典[体験者版](竜人偏)は~ほ
小説:未来へ…2012(竜人)
ブログ:来恩館便り (石橋勝)
詩:ピクニックの夢を見る(石橋勝)
かるた:ことわざかるた(MARIA / あみり)
会社紹介:ラグーナ出版制作部の本作り 第六回(蒼空・パスタマン)

第Ⅲ部 投稿
小説:のんのんとマリマリ(松はな子)
体験記:解脱への鍵、救済への道(深山次郎)
体験記:ぬちぐすい(命の薬)を求めて(早川雷蔵)
体験記:病気になって二十年(エピンビ)
体験記:統合失調症の展望(大山いちり)
エッセイ:生きる強さプラス正しい弱さ(ムーミンパパ)
エッセイ:僕たちに今できること(池野満弘)
金言:私が人生で培った金言(内藤 建)
詩:今思うこと(凛香)/ほうれん草(中村直輝)/賜(天草の空花)/DEAR friend(笹井瞳)/れもん(かっこう)/泣くっていいな(綾瀬まひる)/生きるってことは素晴らしいことだよ(ハトポッポナルミ)/花仔(雨宮福一)/家族という絆(栗ちゃん)/親友(仲宗根雄登)
短歌:(上谷香保子)/俳句(池ノ上弘)
投稿イラスト:(まだきあらた)(エピンビ)(上谷香保子)

シナプスの笑い第17号

A5判(148×210ミリ)
/ 128頁

定価(本体762円+税)

ISBN 978-4-904380-
15-4 C0093

2012年6月1日発行

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