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今月号の総説

 
コーナー 作  品
特 集

連 載

特集1:リカバリーと支えあう仲間たち
「ピアサポート協会きらりの集い」で行われた体験発表。統合失調症を抱える3名が、地域活動支援センターや就労支援の現場でピアスタッフとして活躍するまでの軌跡を語る。

特集2:第4回 これからの精神科病院 ―入院体験者、精神科医が語る未来の形―
地域での居場所がないために7万人の患者が入院を余儀なくされている日本。硬直した病院体制の中で小さな支援を地道に続ける医療スタッフの取り組みや、地域での他業種のネットワークを通して、これからの精神医療を精神科医の工藤潤一郎氏が語る。
また、入院生活の心情を綴った入院患者2名の手記と、発症とともに教職を失い、家族を失い、家を失いながらも、人間の尊厳をかけて統合失調症と闘った中山芳樹氏の大学講演録を掲載。

座談会:働く理由
全国七千社以上の企業を視察した坂本光司教授と、「人の幸せを念じる経営」を実践するために集まった社会人ゼミ生が、精神障碍者雇用の現場を視察。障碍の有無を越えて、現場で実際働くラグーナ出版社員と「なぜ私たちは働くのか」を語り合い、働く意欲の根源にあるものを探っていく。

小説:心はここにある 第2話
精神のどん底のなかで辿り着いたのは精神科病院だった。著者自らの入院体験を基に、どん底のなかに希望を見いだす人間の尊厳を描写した体験小説。

マインドマターズ
オーストラリアの包括的学校精神保健プログラムを紹介するシリーズ第9弾。今回は、不安障害について解説する。

小説:白百合の君へ 第4話
統合失調症を抱える主人公、葵は、森の精霊たちの声を聞き取ることができた。母の死がもたらした悲しみと罪の意識に葛藤しながら、言葉を綴ることで新しい人生を模索していく。

漫画:サバイバーズミッション 第6話
小、中学で受けたいじめがトラウマとなり前に進めない主人公友子。成人して社会に出て働くもうまく人の輪に入っていけない。悲観的な気持ちと身体の不調が交錯するなか、そこから抜け出ようとする軌跡を描く。

精神障碍体験者からの投稿作品解説

作品名:「羽虫地蔵」

知らないおじさんにもらった蛇の死骸。お地蔵さんの足下にうち捨てられたそれは数日がたち、その肉体を餌に息づく多くの命達。少女から大人へと成長する過程の苦悩を文学的に表現。

作品名:「歳月」

自殺願望を抱きながら、なんとか生きながらえてきた著者。ままならない日常と、自身の六十数年の人生を嘆きつつ幸せとは何かを語る。

目 次

第Ⅰ部 特集・連載
ピアサポート協会きらりの集い リカバリーと支えあう仲間たち
第四回 これからの精神科病院 -入院体験者、精神科医が語る未来の形-
座談会:働く理由 坂本光司研究室×ラグーナ出版
小説:「心はここにある」第二話
『Mind Matters』の紹介
小説:「白百合の君へ」 第四話
漫画:「サバイバーズ・ミッション」 第六話

第Ⅱ部 投稿
漫画:呼んでいる
漫画:病気やろう(強迫観念)がやってきた
体験記:草むしりの奇跡
エッセイ:「頑張らない」VS「頑張りましょう」
体験記:幻聴のなかで 後編
エッセイ:宇宙戦艦ヤマト
詩:たった一度でも/霞ヶ関の戦い

編集部から
エッセイ:薬の大切さ
書評:『神様がくれた漢字たち』 他

巻末資料
精神保健福祉センター一覧

シナプスの笑い第23号

A5判(148×210ミリ)
/ 128頁

定価(本体741円+税)

ISBN 978-4-904380-
31-4 C0093

2014年6月20日発行

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