HOME刊行物ご購入 > シナプスの笑い Vol.26

統合失調症の経過研究をはじめ患者への繊細な配慮を視座に据えた研究で精神医学会の第一線で活躍され、
医療者・患者への示唆に富む中井久夫氏の著書を患者の視点から読み解いてゆく企画が今号から始まります。

今月号の総説

コーナー 作  品
特 集

連 載

新企画:探究 統合失調症とはどんな病気か ― 体験から中井久夫を読み解く
常に精神医療界をリードしてきた精神科医・中井久夫氏の著書を患者独自の視点から読み解いてゆく。
統合失調症の経過を余裕、無理、あせり、急性統合失調症状態、寛解期の時期に分け、それぞれの特徴を患者ならではの視点から考察する。
患者のみならず、家族や医療福祉関係者にとっても必読。

特集1:精神障がい体験者の家族の思いは?
精神病は本人だけでなく家族も悩ませる病気である。しかし、家族は気兼ねして表立とうとはしないため一般の理解は進まない面もある。
今回、鹿児島県内の精神障害者家族会組織の代表である山川伯明さんにインタビュー。精神障がい体験者を子にもつ親の思いを語ってもらった。

特集2:ラジオで語る人間ドラマ
精神疾患を乗り越えて生きる人たちの人間ドラマを伝えるラジオ番組「シナプスの笑い・ラジオ版」(フレンズFM)を収録。
第一線で活躍する精神保健福祉士と当事者2 名のゲストが体験を語る。

特集3:これからの精神科病院 地域のなかの住むところ ― グループホーム ―
長期入院患者を地域へ―。
地域のなかでの居場所作りに取り組む二つの医療法人を紹介。
現在、長期入院を経てグループホームで暮らす入居者の心境と、それを支える支援者の思いをそれぞれに語ってもらった。

マインド・マターズの紹介
オーストラリアの中高校で行われている心の授業を翻訳。今回は"いじめ"について。

精神障碍体験者による投稿作品の解説

新連載 小説 作品名:「ぬいぐるみふぁーざー」

鏡を見て呆然とする男、北川雅俊。雅俊は娘や義妹から身に覚えのない疑惑をもたれ、愕然とし途方にくれる。
バラバラになった家族はこのあとどうなってしまうのか? 独創的な発想と先の読めない展開を軽快なタッチで描く新連載。

投稿 漫画 作品名:「人生を幸せに生きる為に私が実践したこと。」

統合失調症になり薬に頼る日々だった過去。「自分で積極的に病気を治さないと一生治らない」と心に決めた著者は回復のためにさまざまなことをはじめた。
統合失調症の回復のために奮闘する著者の努力と工夫がマンガでわかりやすく描かれている。

目 次

第Ⅰ部 特集・連載
取材:精神障がい体験者の家族の思いは?
ラジオ:シナプスの笑い・ラジオ版 ―ラジオで語る人間ドラマ 第二回―
これからの精神科病院 ―入院体験者、支援者が語る未来の形―
  取材:地域のなかの住むところ ―グループホーム―
  入院体験者が語る未来の形
    久しぶりに、精神科病院の花見をたん能して/ポストのすみに/俳句/投稿イラスト/
    のんのんとマリマリ/独房/短歌/おひさまのばんそうこ
『マインド・マターズ』の紹介
新連載:小説「ぬいぐるみふぁーざー」第1話

第Ⅱ部 投稿
漫画:人生を幸せに生きる為に私が実践したこと。
小説:きんいろうさぎ
体験記:私の二十年間 ―統合失調症とともに
エッセイ:私の最終地点
エッセイ:夏の細道
エッセイ:あなたにとって心の回復とは何ですか?

第Ⅲ部 探究
統合失調症とはどんな病気か? ―中井久夫を患者の視点から読み解く

ラグーナ出版から
エッセイ:A型事業所で働いてみて ―職業指導員の立場から
漫画:シナプスの笑いができるまで 企画編
書評:統合失調症から教わった14のこと

シナプスの笑い第26号

A5判(148×210ミリ)
/ 136頁

定価(本体741円+税)

ISBN 978-4-904380-
42-0 C0093

2015年6月20日発行

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