HOME > 精神障がい者支援 >  就労継続支援A型事業所  ラグーナ出版

統合失調症、躁うつ病、適応障害、強迫障害、アルコール依存症、不安障害を抱える方々が、精神科医、精神保健福祉士を含む6名のスタッフとともに、充実感を感じながら働いています。

「あせらず、ゆっくり、確実に、健康に」をモットーに、利用者の体調を十分に配慮しながら、就労をサポートしています。

≪業務内容≫
出版事業、製本工房事業、印刷物制作事業、小売事業

各部署の紹介

ラグーナ出版では、本の企画・編集から、営業、事務まで、全ての業務が精神障がい体験者らによって行われています。

見出しマーク編集部

本の編集には、企画、取材、入力、校正、組版、デザインといった作業があります。当社ではそのほとんどの作業を利用者が行います。編集部は集中して考えないといけない仕事が特に多いですが、スタッフが利用者の心身の負担にならないよう配慮しながら仕事が進められます。

最近は技能も向上し、読者の皆さんからの反響も頂き、仕事と成長に喜びを感じながら働いています。 また、編集部では本の編集業務以外に、病院の広報誌や名刺などの制作も行っています。

シナプスの笑い、編集打合せ

次号の『シナプスの笑い』の構成について、社長、編集長を中心に打ち合わせ中です。特集、連載、企画、取材etc。皆、自由活発にアイデア、意見が飛び交います。編集部員一同、読者の方々から喜ばれる紙面作りに日々励んでいます。

編集作業

出来上がった記事、頂いた投稿作品は、インデザインというソフトを使って編集します。編集作業が完了したらデータを印刷業者に送り、製本されます。

たくさんの投稿

日本全国から、病気の体験記、小説、エッセイなどたくさんの作品を投稿頂いています。主に『シナプスの笑い』に掲載されます。『シナプスの笑い』は、読者の皆さんと共に作られる文芸誌です。

見出しマーク制作部

制作部仕事の様子

制作部では、製本家のスタッフの指導のもと、本をはじめ、オリジナルの雑貨を手作りしています。糸綴じのノート、豆サイズの本、通称「らぐまめ」(宮沢賢治作品集など)の作成や、最近では、ミニブック付のレース編みしおりや、ミニノート型のペンダントも作っています。

文庫本の改装などは、プレゼント用の本として喜ばれています。作業は難しかったり、あるいは単調だったり大変なところもありますが、完成した時の喜びと充実を感じながら、皆一生懸命取り組んでいます。

見出しマーク営業部

営業部では、販売促進活動として、地元の精神医療関連の病院、福祉施設、一般の書店などを直接営業にまわったり、遠方のお客様には、ホームページを制作、運営して通信販売を行ったりしています。その業務は、利用者とスタッフと共同して行われます。

営業での訪問先には一般の企業もあり、障がいの有無に関係なく厳しく応対されることもありますが、温かく応援して下さる会社も少なくなく大変励みになっています。

その他の業務として、地域の福祉イベント、病院のバザー等に積極的に参加し、本の販売と同時に当社の活動のアピールも行っています。

見出しマーク事務部

事務部仕事の様子

事務部では、会社の経理や総務に関する仕事などを利用者とともに行われています。伝票処理、販売データの管理、パソコンへの入力作業など、地道で細かく神経を使う仕事が多いですが、一つずつ、あせらず、確実丁寧に業務を行っています。

社員が各自の仕事に集中できるのも、事務部のみんなが頑張っているおかげです。当社の活動で表に出る機会はほとんどありませんが、当社を陰ながら支えてくれる大切な存在です。

利用者の声 ~ラグーナで仕事をして変わったこと~

編集部  星礼菜
悲観的に考えることが減って仕事に目標ができました。病気のことで引け目を感じることがなくなりました。

制作部  松元
仕事をするというより、出かけて何かして帰ることが第1ステップだった。人とのかかわりを増やしながら徐々に心が開いていった。2度と病気の再発は起こさないと思うようになった。


スタッフの声

「 あせらず・ゆっくり・確実に 」

制作部スタッフ 馬頭洋子

制作部スタッフ
馬頭 洋子

今まで精神保健福祉のお仕事とは縁がありませんでしたが、2009年より、ラグーナ出版で製本を指導することになりました。

PSWの社長と精神科医の会長より、スタッフとしての対応についてアドバイスを得ながら、製本指導に取り組んでいます。

障がいの特性を理解して、

1.仕事は小さなステップに分割する
2.疑問点はその場でその都度答える
3.あせらず・ゆっくり・確実に

ということを指導の上で心がけています。

皆さんの製本を仕事として懸命に学ぶ姿に接し、励まされています。

この仕事を通じて私自身も成長し、日々、技術を高めようと努力している皆さんが働く喜びや充実感を得られることを願っています。

≪スタッフ紹介≫  製本家 馬頭 洋子
イギリスで製本を学ぶ。東京製本倶楽部会員。手製本工房「紙と糸」を立ち上げ、ルリユール(製本)の世界を鹿児島から発信しています。

就労継続支援A型事業所ラグーナ出版では、現在、利用者の募集は行っておりません。